本日は、オーバーヒート症状により引き取りにてご入庫いただいた、ジープ JKラングラーの点検事例です。
まずはオーバーヒートの定番である「水漏れ」の点検からスタート。しかし、各部を確認するも冷却水(クーラント)が漏れた形跡はありません。
そこで状態をより詳しく把握するため、アイドリングで暖気運転を行いながら、テスター(診断機や非接触温度計)を用いてリアルタイムで温度変化を追っていきます。
そこで状態をより詳しく把握するため、アイドリングで暖気運転を行いながら、テスター(診断機や非接触温度計)を用いてリアルタイムで温度変化を追っていきます。
すると、ラジエーターの左右で明らかな温度差があることを発見しました!
「ラジエーター内部の詰まりか?」とアタリをつけ、一度ホース類を取り外して内部に水を流してみましたが、詰まっている様子はありません。
「ラジエーター内部の詰まりか?」とアタリをつけ、一度ホース類を取り外して内部に水を流してみましたが、詰まっている様子はありません。
ラジエーター本体に問題がないとなると、疑うべきは「冷却水がシステム全体を正常に循環していない」ということです。
水を循環させるための心臓部である「ウォーターポンプ」、そして水路を開閉する弁である「サーモスタット」。この2つに原因があると絞り込み、さっそく車両から取り外して単体点検を進めていきます。

JKラングラーのオーバーヒートは、ウォーターポンプ本体やサーモスタットに異常はなかったものの、ガスケットの亀裂により冷却水の圧力が漏れて循環不良を引き起こしていたことが原因と判明しました。分解整備のタイミングに合わせてお客様の了承を得てウォーターポンプASSYを交換し、テスト走行での正常な水温安定を確認して作業を完了しました。
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